頭打ち?なロンメル・ヘッド

2017–03–10 (Fri) 18:26
headsulpt_3R_Rommel_GM636_prototype

先のパイパーに続き、3R(/DiD)から第三弾となる『ロンメル』がリリースされた。
今回の仕様は、1943年以降…B軍集団司令官として大西洋防衛に奔走していた頃の設定となっているようである。
軍装に関するツッコミはさておき…
今回のヘッドの造形だが…
パイパーの項でも書いたように、やはり一頃に比べ、プロトタイプと製品版における出来栄えの差は否めず…
そのプロトタイプにしても、以前のような納得感がなかったというのが私個人の印象である。
2011年末にリリースされた第二弾(下左)がなかなかの出来であったと思えるだけに…
あくまで私個人の見方ではあるが…ご覧のように、今回(下右)の出来(似)は少々微妙である。
また、前頭に比し若干大きくなっている。

初期のDRAGONのヘッドのように頭大が大きすぎるのも如何なものとは思うが…
昨今、若干…被り物を意識しすぎて頭大を予め小さく造形しすぎて、体幹とのバランスが?になっていたこともあり…
個人的には頭大的にはこのくらいが丁度良いのではないかとも思っている。
ただ、やはり残念な観は否めない…

headsculpt_Rommel_2nd_3rd

やはり、オリジナルに勝るもの無し…ということで、ロンメルの御尊顔も掲載しておこう…
このポートレートは、ロンメルが陸軍中将当時に撮られたものである。
ロンメルは、1941年1月に陸軍中将に昇進し…2月からは北アフリカに赴き、派遣軍の司令官として来るべき攻勢の準備に取り掛かる。
そして、3月19日に攻勢実施の承認を得るべく、一旦ベルリンに戻っている。
翌3月20日付で、全軍第10番目の柏葉章の授与も為されているのだが、おそらくはその際に撮られたものと思われる。
ロンメルは北アフリカに急ぎ戻り、3月24日から、いよいよドイツ・アフリカ軍団(Deutsches Afrikakorps=DAK)…“ロンメル軍団”による攻勢が開始された。
『砂漠の狐』伝説の始まり直前の…最も意気盛んな時期に撮られた写真なだけに、ロンメルを“撮”らえた数々の写真の中でも、私個人としては、この日の一連の写真に写ったロンメルが一番のお気に入りでもある。
おそらくは、この新ロンメル・ヘッドの原型を製作するに当たって、参考とされた写真もこの日に撮られた一連の写真…コレあたりではないかと思われる。

Erwin Rommel


King's ToysROMMEL -The Desert Fox -
(2013年9月27日掲載記事 )
King's Toys_ROMMEL

King's Toysというメーカーに関しては、当方的にはほとんど馴染みがなく…
リリース第1弾がヨシフ・スターリンという、際物的なデビューを飾り…
因みに、SCULPTURE TIMEというメーカーからも同様なスターリンがリリースされているようである。
また、同社からはルーズベルトもリリースされているようなので、DiDのチャーチルとも併せて、ヤルタの“三巨頭”を再現してみるのもよいかもしれない。
第2弾は一転…Uボート乗組員というあたりは、他社とは一線を画し、隙間をついたラインナップでの参戦を模索・画策するメーカーなのか?と思う程度にしか認知していなかったが…
その第3弾として先頃、処々フォーラムなどに発表されたが…今回ご紹介する、定番中の定番ともいうべき…『ロンメル』のようである。
それも、またまた…また…ともいえる、お決まりの“熱帯服”バージョン…
King's Toysの製品に関しては実際に現物を間近で見たことがないので、クオリティーその他に関しては語るべくもないが…
ただ、こと“ロンメル”に関しては…先に3R/DiDからリリースされた“ロンメル”ヘッドがなかなかの出来であったことに加え、ほぼ同仕様ということもあり…画像で見る限りにおいては、衣装・付属品等は勿論、目玉となるべきヘッドも…3Rの上をいくクオリティーであるならばまだしも…今更感を余計に感じざるを得ない。
現段階では各フォーラムにプロトとしての発表が為されているだけで、まだ自社HPでは発表もされておらず…
それらの反響も踏まえ、改良その他の今後の動向にも変化があるかもしれない。
3R/DiD以上の仕上がりになってくれるのであれば、それに越したことはないのだが…
まぁ、それは期待し過ぎというものであろうか…


DML/Cyber Hobby_ROMMEL
そういえば、Cyber Hobbyからは電撃戦から70年を記念?した“ライフ・ライク”なロンメルがリリースされていた。
確か、DMLのロンメル・ヘッドとしては3.5代目…
ヘッドの技術革新合戦に遅れじと…DMLも“ライフ・ライク”と銘打っての参戦を続けているが…
残念ながら、その目玉となるべきヘッド・スカルプト自体が話題になることは、これまでのところではなかったように思われる。
各メーカーともに“特定の人物”をリリースするにあたっては…原型・塗装の出来不出来は言うまでもなく…如何にその人物に似せられるかが問われるなか…
DMLは、その点においても後塵を拝しているように思われる。
このロンメルも、ロンメルと言われなければそれと分かる者は少ないのではないだろうか?
まぁ、それがDMLらしさと言えなくもないのだが…


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