待ちかねたパイパー・ヘッド

忘れかけ、諦めかけていた頃になって…ようやくDiDからパイパーが、満を持してのリリースとなった。
先にリリースされていたパイパー・ヘッドはどれも“パイパーにしてパイパーに非ず”の観が否めなかっただけに…
DiDもしくは3Rからのリリースを心待ちにしていた方も多かったものと思う。
そこに↑のプロトタイプの画像が発表されたことにより、さらにその思いも一入だった。
そう、だった…のである。
4~5年前のDiD/3Rの最盛期であれば、ヘッドの造形は勿論であるが、塗装においてもプロトタイプとも遜色のない程の製品版を期待できたのだが…
ここ最近は、プロトタイプの段階ですら以前に比べるとクオリティーは決して良いとは言い難く、今製品版もまた言わずもがなとも言えなくもない。
見方が少々厳し過ぎるかもしれないが…待ちに待ったパイパー・ヘッドなだけに、自ずと期待も大きくなり…
重ね重ね、4~5年前の最盛期の段階でのリリースをしていてくれたらと残念に思うばかりなのである。
まぁ、これはあくまでも私個人の見方ですので、あしからず…
ただ、これまでリリースされたなかでは、やはりパイパー・ヘッドの決定版と言えるだろう!

一応、各社がこれまでリリースした“パイパーにしてパイパーに非ず”のパイパー・ヘッドも紹介しておこう。
先ずは、DragonがCyber Hobbyの“Life-Like Sculpts”シリーズとしてリメイクを施し…
2011年にリリースした最終型の3代目ヘッドが↓である。

2代目は、「COMMANDER “KAMPFGRUPPE PEIPER”」として2005年にリリースされ…
また、「LAH Panzer Commanders' Meeting」としてヴィットマンとのセットとしてもリリースされている。

↓は確か、初代のヘッドをリペイント(造形もカスタムしているかも?)したもののようだが…
これを見る限りでは…
お世辞にもリアルとは言えない…かなりお人形チックな観は否めない造形にも拘わらず、塗装をし直すことによって、これだけ雰囲気を捉えて見えるものなのだと感心させられた一例。

IN THE PAST TOYSからは、「WWII Panzer Armored Personnel」シリーズとして 2004年にリリースされている。
初代のCyber Hobby以上にお人形チックな造形と漫画のような愛らしい瞳だが、当時はこれでもパイパー・ヘッドとしてありがたがったものである。

Soldier Storyからは、「LAH PANZER COMMANDER JOACHIM PEIPER」として2011年にリリースされている。


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カテゴリ : Mil-FIG
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