My Foolish Heart

2016–12–25 (Sun) 21:01
Bill Evans Trio_Waltz For Debby_1961_Album Jaket

scene_photo_01

始まりのシーンは、レコード・ラックからアルバム…ビル・エヴァンスの【Waltz for Debby】…が抜き取られ、そのレコード盤に針が落される…
流れてくる曲は『My Foolish Heart



私の中では高校生の頃からビル・エヴァンスの奏でるメロディには思い入れがあり…
エヴァンスを語るうえで欠かすことの出来ないと思われるこのアルバムは、私にとっても5本の指に入るくらいにお気に入りの…
そして、何度となく…様々なシチェーションで…聴いてきたアルバムである。
そのなかでもなんともいえないメロディ・ラインの『My Foolish Heart』が静かに流れて始まる2005年公開の映画…『大停電の夜に

映画「大停電の夜に」

物語はクリスマス・イヴの晩…
12人の登場人物たちにもそれぞれのクリスマス・イヴが始まろうとしていた…そんな矢先…
その存在がマニアの間では実しやかに噂されているという謎の人工衛星…“神”と呼ばれる【GOD】が東京の電力を賄う発電所に落ち、東京は広範囲に亘り停電となる。
色とりどりのイルミネーションや家々の灯り…電力に依存したすべてが一瞬に…
東京がいちばん輝く聖なる夜に…すべての光が消え…暗闇と化す…

そんな混乱のなか、なぜか登場人物たちは皆、さほど取り乱すこともなく…
淡々と…温かく…優しく…柔らかなムードで人間模様が描出されていく…
そう、『My Foolish Heart』のメロディーのようなJazzyな空気感さえ醸し出されている。
確かにツッコミたくなる部分も多々あるものの…
あり得ない設定や展開などが気になったり…
また文句を言おうなどという下世話なことなどはどうでもよくなっていたりもしている。
かえって、そうした設定や展開に心地よささえ感じ…そんな空気感に身を任せて見入っていたりする。
そんな大人の“ファンタスティック・ラブ・ストーリー”な映画なのではないだろうか。
観終わった後に心地よい脱力感を味わいたい方は是非…
ちょっと照明を落とした部屋で、お酒でも飲みながらご覧になられては如何だろうか…
そこから感じ得る想いなどは、この映画を観る人の、これまで通り過ぎてきた日々や想いなどにより様々なこととも思いますので、興味を持たれた方はご自分でお確かめ下さい。

scene_photo_02

この映画の中で重要なアイテムともなる“キャンドル”…
人間にとって目から入る光の刺激によって脳はリラックスや興奮などを繰り返すものである。
確かに、体内リズムなどにより感情が高まる時間帯(午後5時~9時)には性腺ホルモン分泌が高まり…例えば、喧嘩の仲直りや“告白”などによいとされているが…
そのホルモン分泌も、体内リズムだけではなく、(外的)促進要因なども少なからず影響するとも言われている。
それが明るさだったり温度だったり…まぁ、置かれる状況だったり…という環境要因だったりするのだが…
因みに、1ルクスは1cd(カンデラ)の光源から1mの地点の照度で…
1カンデラはロウソク1本くらいの光度に相当するという。
言い換えれば…キャンドル100本でも100ルクス?…
照度としては寝室で40ルクス、居間で100ルクス、食堂で150ルクス程度が必要とされているようだが…
たまには、キャンドル10本くらいの…少しほの暗いと感じる程度の環境で過ごし…語らってみるのも、リラックス効果ということからいえば、日々のライフサイクルにとって必要な時間なのかもしれない。
リラックス・ムードのなかグラスでも傾けられれば…
きっと、少し優しくなれたり…少し愛して、長~く愛せたり…することだろう?

scene_photo_03

2016年のクリスマスも残すところ3時間あまり…ビル・エヴァンスでも聴きながら…
劇中、夢に破れ…恋に破れた元ジャズ・ベーシスト…現在は路地裏にある流行らないジャズ・バー「FOOLISH HEART」…
その店も今日を限りに閉める決意をし、最後にかつての恋(人)を待つマスターの木戸晋一役を演じていた豊川悦司も飲んでいたメーカーズ・マークでも飲みながら…Merry Christmas!

Maker's Mark_bottle


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待ちかねたパイパー・ヘッド

2016–12–09 (Fri) 07:37
headsulpt_Peiper_DiD_prototype

忘れかけ、諦めかけていた頃になって…ようやくDiDからパイパーが、満を持してのリリースとなった。
先にリリースされていたパイパー・ヘッドはどれも“パイパーにしてパイパーに非ず”の観が否めなかっただけに…
DiDもしくは3Rからのリリースを心待ちにしていた方も多かったものと思う。
そこに↑のプロトタイプの画像が発表されたことにより、さらにその思いも一入だった。
そう、だった…のである。
4~5年前のDiD/3Rの最盛期であれば、ヘッドの造形は勿論であるが、塗装においてもプロトタイプとも遜色のない程の製品版を期待できたのだが…
ここ最近は、プロトタイプの段階ですら以前に比べるとクオリティーは決して良いとは言い難く、今製品版もまた言わずもがなとも言えなくもない。
見方が少々厳し過ぎるかもしれないが…待ちに待ったパイパー・ヘッドなだけに、自ずと期待も大きくなり…
重ね重ね、4~5年前の最盛期の段階でのリリースをしていてくれたらと残念に思うばかりなのである。
まぁ、これはあくまでも私個人の見方ですので、あしからず…
ただ、これまでリリースされたなかでは、やはりパイパー・ヘッドの決定版と言えるだろう!

headsulpt_Peiper_DiD_D80120


一応、各社がこれまでリリースした“パイパーにしてパイパーに非ず”のパイパー・ヘッドも紹介しておこう。
先ずは、DragonがCyber Hobbyの“Life-Like Sculpts”シリーズとしてリメイクを施し…
2011年にリリースした最終型の3代目ヘッドが↓である。
headsculpt_Peiper_Cyber Hobby_3rd

2代目は、「COMMANDER “KAMPFGRUPPE PEIPER”」として2005年にリリースされ…
また、「LAH Panzer Commanders' Meeting」としてヴィットマンとのセットとしてもリリースされている。
headsculpt_Peiper_Cyber Hobby_2nd

↓は確か、初代のヘッドをリペイント(造形もカスタムしているかも?)したもののようだが…
これを見る限りでは…
お世辞にもリアルとは言えない…かなりお人形チックな観は否めない造形にも拘わらず、塗装をし直すことによって、これだけ雰囲気を捉えて見えるものなのだと感心させられた一例。
headsculpt_Peiper_Cyber Hobby_1st_custom


IN THE PAST TOYSからは、「WWII Panzer Armored Personnel」シリーズとして 2004年にリリースされている。
初代のCyber Hobby以上にお人形チックな造形と漫画のような愛らしい瞳だが、当時はこれでもパイパー・ヘッドとしてありがたがったものである。
headsculpt_Peiper_ITPT


Soldier Storyからは、「LAH PANZER COMMANDER JOACHIM PEIPER」として2011年にリリースされている。
headsculpt_Peiper_Soldier Story


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